代表理事の想い
代表理事 日野佳恵子
(株式会社ハー・ストーリィ代表取締役)

女性の感性を活かせる人財は、企業イノベーション成功へつながる
女性特有のライフイベントとライフコースによって得る経験が、多くのビジネスチャンスを生み出す事例を見てきました。その成功プロセスを体系化したのが、この【女性イノベイティブ・リーダー育成プログラム】です。男性だから、女性だから、という話ではなく、従来の男性中心組織であったが故に見落としていた市場を掘り起こす、もう一つのマーケティングです。
「女性感性.ビジネスへの転換力」に徹した人財プログラムは、必ずビジネス価値をあげます。
もしあなたが女性なら、門をたたいて仲間になりましょう。
もしあなたが男性なら、公認アンバサダーとしてエールと環境支援をお願いします。
法人サポーターは、学習機会の増加と質の向上に向けた賛助をお願いします。
卒業生は、受講生のシスターフッドとして研鑽し合いましょう。
大勢の女性イノベイティブ・リーダーを増やし、活性化する未来を創り出しましょう。
理事の想い
永田 潤子
(大阪公立大学大学院 都市経営研究科 教授)

イノベーションは、力技ではない知識から生み出される
ビジネスを進める中で、今のままで良いとは思っていない、何かを変えないといけないがどのように進めれば良いのかわからない、という声を多く聞きます。その解決へのヒントは、ビジネス(business)の語源、古代英語の「ビジネス(bisignisse)が、“care(ケア)”や“anxiety(心配事)”を意味していた」というところにあるのかもしれません。つまり、「わたしたちの日常の暮らし・出来事・関心ごと」をベースにすること、そしてイノベーションとは、「全く新しい画期的な技術だけではなく、これまで見落とされてきた(見られることを待っている)価値を見つけ出し、暮らしを変えること」だと考えられます。
そのためには、顧客の暮らし中にある体温やストーリー・人生を感じとり、そこから新たな洞察を生み出し(女性視点)、ビジネスの文脈に結び付ける思考と技術(マーケティング)が必要です。
「感性ある論理性」でビジネスを実装するイノベーティブなリーダーの創出、女性の実学塾は、そのための学びの場です。
理事の想い
新井 範彦
(元トヨタ自動車常務役員)

企業イノベーションの実現のために、女性人材の活性化は重要な経営課題
トヨタ自動車に入社以来、お客様に、社会に、そして企業側にも幸せが生まれるために45年間マーケティングに携ってきました。そうした中、15年前に日野さんとお会いし女性の価値観や行動の原点が男性とは大きく異なることに気づかされました。あらためて日本社会は男性標準社会だと痛感し、逆に男性とは違った視点でマーケティングをすれば、新しい市場形成やお客様層の拡大、すなわち企業イノベーションが実現できると確信しました。
そして、自らそれを実践するにあたり、こうした活動を組織内に根付かせるためには、企業側のトップの理解とともに、才能ある女性を仕事の真のパートナーとすることが大きなテーマと感じています。
これらの実現には男女それぞれの特性に合った育成プログラムや教育が必要と認識しておりますが、現状は男女平等の考えのもと、主に男性向けの人財育成プログラムが主流になっており、また企業内教育ではそうした個別の対応が難しいというのが現実です。
それなら女性視点で活動を続けてきた我々がサポートできないか?
そうして作られたのが「女性イノベイティブ・リーダー育成プログラム」です。
めまぐるしく変化する環境の中で企業イノベーションを実現させるために、女性視点マーケティングの導入とともに、いまある女性人材の活性化が重要な経営課題であることを認識し、改革に向け前進していく。
そんな活動に少しでもお手伝い出来たら望外の幸せです。